
ホームステイの経験をしたときは、どうだった?
ワーキングホリデーを始めるときに、エージェントを通すと最初はホームステイすることをお勧めされることが多いと思う。初めての海外、知らない土地で初めて会う人と住めるか心配だったけど、オーストラリアを知るには、普段の生活からだし何事も挑戦だと思ってホームステイに決めた。
ホームステイ先は、South Perthで動物園やスワンリバーが近く素敵な場所だった。オーストラリアに来て私が一番最初に好きになった場所は、彼女の家だった。
彼女は親切に色々なことを教えてくれた。今になって思うと彼女の家を出た後でも私が生活に困らないようにしてくれたのだと思うから本当に感謝でいっぱい。
紫の花を咲かせる木がジャカランダという名前であること
オレンジや白、ピンクの葉のような苞(蕾を包むように変形したもの)をもつブーゲンビリアのこと
教会の日曜日のミサに参加させてくれたこと
家の庭でコーヒーを飲んで過ごす朝の時間の大切さ
家族が集まって過ごす時間の大切さ
フォークとナイフの上手な使い方
オーストラリアのゴミの捨て方
ほとんど毎日一緒に料理を作って、一緒にご飯を食べていたと思う。 彼女の家族が朝7時に集まって朝食を食べたときは、みんなで近況を報告しながら一緒に準備をして食べて、普段静かな家がとても賑わってたくさんあるお皿が活躍する姿をみた。彼女はみんなが帰ると『嵐みたいな人たちでしょう?』と楽しそうにちょっとうんざりした様に言っていたのを覚えている。
それらが出来たのは、彼女の優しさや私自身が部屋に閉じこもらずに、彼女と接したことも大きかったと思う。一緒に住む人がどんな人なのか1ヶ月という短い期間でも知ることが大切だと気づくことが出来た。その結果1年以上がたった今でも連絡を取り合って近況を話したりする仲になったから、彼女が住むあの家が私にとって第2のふるさとのような気持ち。
そして彼女と話すことで英語を使ったコミュニケーションへの苦手意識が減ったこと、言語を学ぶことで文化を知る面白さを感じるようになったし、そして早寝早起きが習慣になり健康的な生活になったと思う。(オーストラリアは、お店の閉店時間が早い。特に土曜日、日曜日は5時には大手のスーパーでも閉まっていることがあるので、昼間には買い物を済ませ夕方には帰宅するひともいる。)
今後もオーストラリアでの出逢いを綴っていきます。
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